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突然ですが、あなたはきちんとSEO対策をしているのに、記事が上位表示されずに悩んでいませんか?
自分としては、「良質なコンテンツ」を作っているはずなのに、結果が出ないと焦ってしまいますよね・・・。
そんなあなたが中々SEOで成果を出せていないのは、記事の読み手を無視したテクニックを使いすぎているからかもしれません。
例えば、次のようなテクニックばかり気にしていませんか?
- タイトルは31文字以内におさめる
- タイトルの左側にキーワードを入れる
- キーワードを本文に散りばめる
- 3000文字以上の記事にする
実は、上記のようなSEOテクニックは、検索エンジンで上位表示するために、そこまで重要ではありません。
そればかりか、過剰に文字数や関連ワードを意識しすぎると、どれだけたくさん記事を書いても上位表示されないことだってあるんです・・・。
ですが、もう一度、SEOの基本である「記事の読み手への最適化」を行えば、結果として検索エンジンに好かれる記事を書くことができます。
今回はそんな、読み手に対して記事を最適化するためのノウハウをいくつかご紹介します。
普段、僕がSEOエンジニアとして仕事をする中で実践しているものばかりなので、試してみてくださいね。
それではまいりましょう!
この記事の目次
検索ユーザーの検索意図を調べ、記事に反映する
SEOに強い記事を書く上で押さえておきたいこと、ひとつ目は「検索意図を調べる」です。
ちなみに、「検索意図」とは、検索者がとあるキーワードで検索した理由や背景のこと。
現在の検索エンジンは、この検索意図を分析し、その意図に合わせた検索結果を提供するよう調整されています。
そのため、SEOを意識した記事を書くのであれば、「検索者はなぜそのキーワードで検索したのか?」という問いを巡らせ、記事内に含める情報を考え抜く必要があります。

ちなみに、検索意図はある程度、検索エンジンから分析することができます。
その詳しい方法については、「キーワードの検索意図の調べ方と記事への反映方法」で解説していますので、ぜひお読みください。
冒頭文(リード文)で感情を刺激する
SEOに強い記事にするために、冒頭文(リード文)で感情を刺激します。
というのも、検索結果から流入した読み手に対して、感情的な訴求ができれば、続きが読まれやすくなり、SEO的な評価が高まるからです。
ちなみに、具体的な訴求方法として、僕は普段、「セールスマンのクロージングトーク」を参考にしています。
セールスマンは何か商品購入をクロージングする際に、お客さんに対して次のような未来を見せます。
- このまま商品を買わずに迎えるネガティブな未来
- 商品を買うことで訪れるポジティブな未来
記事の冒頭文でも同様に、記事を読むことによる未来と、読まないことによる未来を見せます。

そうすることで、両者のギャップに感情が刺激され、続きが読まれやすくなるのです。
見出しで結論を伝える
SEOに強い記事を執筆するために、見出しで結論を述べています。
なぜなら、見出しで結論を出すことで、理由が知りたくなり、本文が読まれやすくなるからです。
具体的な例として、次のふたつの文言をご覧ください。
- 結論を言わない見出し
疲れているのに眠れない原因 - 結論を言う見出し
疲れているのに眠れない!原因は自律神経の乱れにあった!
おそらく、結論を言う見出しの方が、より続きを読みたくなるのではないでしょうか・・・?
この理論を説明するにあたって、現代の情報量について触れさせてください。
現代社会は、スマホやインターネットの普及によって、多くの情報で溢れています。
そのせいで人間の脳は、余計な情報をインプットしないよう、制限を作っています。
何か情報に触れる際は、自分に関係のあることにしか反応しないようになっているのです。

記事を書くときは、見出しに結論を載せておくことで、「自分に関係のある情報だ!」と興味を持たれ、続きを読まれやすくなるのです。
h2直後にて情報の総量をあらかじめ伝えておく
SEOに強い記事にするために、h2タグの直後で、以下のようにその章のh3の内容を明らかにしています。
対象記事:自分の強みを見つけ転職に活かす方法
なぜなら、情報の総量を先に見せておけば、途中で離脱されることが減るからです。
例えば、あなたは学生時代に部活をしていて、なかなか練習に対して、モチベーションが上がらないことはありませんでしたか?
その理由は単純で、部活動って練習の終わりの時間が決まっていないからなんです。
逆に、「今日の練習は1時間で終わるぞ」と決まっていたら、モチベーション高く練習を頑張れたりします。
同様に、記事の中でも、H2からh3に深掘りしていくにあたって、「このh2の中にはh3が3つありますよ!」と先に終わりを伝えておけば、読み手も続きを読むためのモチベーションを維持してくれるのです。
「結論→理由→補足」の順番で本文を構成する
本文を執筆する際、「結論→理由→補足」の順番で本文を構成するようにしています。
なぜなら、先ほど「見出しを結論にする」というテクニックでお伝えしたように、先に結論を見せることで、続きが読まれやすくなるからです。
また、「結論→理由→補足」の順番で本文を構成することで、その箇所で言いたいことをひとつに絞ることができます。
よって、本文の内容がブレなくなるのです。

本文の構成は、「結論→理由→補足」がおすすめですが、時に「共感→結論→理由→補足」を活用することもあります。
接続詞を使って正確に情報を伝える
よりSEOに強い記事にするために、接続詞を正しく使うことを心がけています。
というのも、接続詞は何を使うかによってその文章の主張が変わってしまい、場合によっては、読み手に間違った情報が伝わるからです。
例えば、以下の文章をお読みください。
僕は黒い靴を履いている。
しかし、あの人は黒い靴を履いていない。僕は黒い靴を履いている。
ただし、あの人は黒い靴を履いていない。僕は黒い靴を履いている。
にも関わらず、あの人は黒い靴を履いていない。
このように、日本語は接続詞によって、若干ニュアンスが異なる文章になります。
仮に接続詞がなく、理解しがたい文章であれば、途中で記事を読むことを諦められてしまうこともあるでしょう。

よって、よりSEOに強い記事にするためにも、正しく接続詞を利用することが必要なのです。
発リンクで記事の信頼性を担保する
昨今、Googleでは記事の信頼性がSEOをする上で重要だと言われています。
ですが、記事の信頼性を高める方法なんて、よく分かりませんよね。
そこで、僕が実践しているのが、信用できる機関に発リンクをするというもの。
なぜなら、信用できる機関への発リンクは、論文における参照・引用と同じように、その記事の内容の信頼性を担保する材料になるからです。
例えば、僕が運営している別サイトにおける、「妊娠中にフルーツ青汁を飲むべき理由とおすすめのフルーツ青汁」という記事では、内閣府の資料を引用し、リンクを送っています。
その理由としては、僕がどれだけ正しいことを言っていても、読み手である妊婦さんは記事の情報に対して、疑いの目を持つのではないかと感じたからです。
妊娠中のお母さんは、お腹の中の赤ちゃんのためにも、より安全なものを体に入れたいと思うはず。
よって、内閣府から情報を引用することで、この記事の情報は信用するに値することを証明したのです。

記事を読んでいる方が、その記事の情報に対して不信感を感じる可能性があるならば、信用できる機関への発リンクが有効です。
内部リンクで本題から逸れる疑問に答える
本文を執筆する際に心がけているのが、内部リンクを使って本題とは関係ない疑問に答えるということ。
というのも、記事を読んでいて、読み手の頭のなかに疑問が生じ、その疑問が解消されないまま記事が続くと、離脱の原因になってしまうからです。
例えば、野球に関する記事を読んでいて、「インフィールドフライ」という単語が出現し、読み手の頭の中に「なにこれ?」という疑問が生じたとしましょう。
そのような場合、インフィールドフライについて解説した記事への内部リンクを貼ることで、サイトからの離脱を避けることができ、SEO的な評価が高まるのです。

専門性が高いサイトほど、内部リンクが使いやすいですね!
読み手の反論が起きるタイミングで共感する
より続きを読んでもらいつつ、アクションを起こしてもらうために、読み手の反論が起きるタイミングで共感するようにしています。
というのも、読み手の反論に対して逐一共感することで、素直に記事の内容を受け入れてもらえるからです。
例えば、以下の文章をご覧ください。
このサプリを購入するなら、3ヶ月間の定期購入がオススメですよ。
なぜなら、定期購入すると3,000円もおトクになるからです。確かに、定期購入すると、継続回数の縛りがあるから面倒ですよね。
ですが、このサプリの効果を実感したければ、どちらにせよ3ヶ月以上のあいだ飲み続ける必要があります。
それならいっそ、3ヶ月の定期購入で、通常よりも3,000円お安く購入した方がいいですよね。
この文章は、僕があるサプリの記事を書いた時の文章です。
記事の書き手の主張に対して、読み手が抱えるであろう反論に共感しつつ、その反論を解消する内容になっています。

このように、反論を素早く察知し解消することで、より続きが読まれコンバージョンにも繋がる記事になるのです。
ここまで、SEOに関する細かな内容をお伝えしてきました。
あくまでも今回の内容は、僕が普段記事を執筆するときに気をつけているポイントです。

ライターさんやアフィリエイターさんによっては、全く違うアプローチでSEOを実践されている方もいます。
「あ、そういうやり方もあるんだな。」という感覚で、この記事の内容を認識していただけると幸いです!